人口減少や過疎化など厳しい環境の中で近年の山形青年会議所においては１００名の団体規模の維持に成功しているものの、今後２年で３８名もの卒業生が見込まれる状況にあります。私たちがこれからも市民意識変革団体で在り続けるためには、地域のリーダーとなる青年経済人を数多く募り、これまで以上に会員拡大運動に励むとともにまだ見ぬ同士と多種多様な視点で、地域が抱える社会問題の解決に取り組む組織となる必要があります。

まずは、これまで継承してきた会員拡大運動をさらに加速させるために、現役メンバーや先輩諸氏並びに関係諸団体からの情報収集をより一層強化し、一人でも多くの新入会員候補者と出逢える土壌を作ります。そして、新入会員候補者の山形青年会議所に対する興味関心を高めるために、山形青年会議所の魅力と価値を発信する新入会員候補者セミナーを実施し、入会への意欲向上につなげます。また、会員としての誇りと責任を自覚してもらうために、華やかで格式高い認証式を実施し、今後のＪＣ運動への士気向上を図ります。さらに、現役メンバーと新入会員の関係を育むために、相互理解を深める７月例会を実施し、互いの懇親を深め組織の団結力を高めます。そして、新入会員が力強い運動を展開できる人財になるために、事業構築プロセスを学び会員同士の友情を育む新入会員事業を行い、新入会員の主体性と実行力を高めます。また、私たちの最も大切な協力者である家族、関係諸団体に対して１年間の感謝を伝えるために、参加者全員が楽しめるクリスマス家族例会を開催し、私たちの活動や運動への理解を深め継続的な運動の維持に寄与します。

市民意識変革団体であるという認知度を高めながら、仲間との出逢いという未知の化学反応によって新たな山形青年会議所の価値を創造し、メンバー同士が切磋琢磨し合い私たち一人ひとりが魅力あるリーダーとなり「地域に根差した人財を育む組織」を実現します。