2018年度山形青年会議所概要
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地域創出委員会 事業計画
- 副理事長
- 千歳 望
- 常任理事
- 井上 大樹
- 委員長
- 後藤 寛典
【委員会主旨】
私たちが住むやまがたには、独自の観光資源や豊かな土壌が生み出す質の高い農産物、魅力溢れる文化的・歴史的な技術・資産が数多く存在していますが、一方では、少子高齢化と人口減少の加速化により、地域における活力の低下や郷土に対する愛着心の希薄化が顕著なものとなっています。やまがたが持つ有用な資源を最大限に活用しながら、持続的な成長性の維持を堅持しつつ成長の基盤となる人材が育つ環境を醸成する必要があります。
まずは、多くの人びとがやまがたの持つ豊かな資源を改めて見直す機会を創生するために、山形で暮らす人びとが郷土に誇りを持つことができ、市民に対して山形の新しい価値を提案することのできる公開例会を開催し、地域をけん引する市民意識変革団体として地域が持つ潜在的な魅力を発信します。そして、広域的なまちづくり運動を深化させるために、4LOM合同例会の運営を支援し、地域の枠を超えた幅広い活動組織を築きます。また、故郷が抱える少子高齢化など人口減少を発端とした課題を認識して解決に向けて取り組むために、「日本一共働き世帯に優しいまち やまがた」の実現に向けた施策を実行し、地域・行政・企業・各種団体との連携体制を構築します。さらに、自然災害に対する一人ひとりの防災意識を高めて被害を最小限に食い止めるために、迅速な情報伝達・災害支援活動を図る仕組みづくりに取り組み、災害発生時の関係各所との連絡体制を構築します。また、地方都市が抱える問題を近隣地域で共有し質の高いまちづくりを展開するために、山形ブロック協議会との協働体制を深化させ、広域的かつ建設的な協働事業を実施します。
魅力が溢れる新たなやまがたを目指す私たちの運動で地域の持つ高い可能性を再発掘しコミュニティを活性化させ、訪れる人、関わる人すべての方々に豊かさと感動をもたらす持続可能な地方都市としての「多くの人と笑顔が集う地域活力溢れるまち」を実現します。