山形青年会議所

出逢い
〜ひろがる縁 ひろがる未来〜

2019年度基本方針

未来育成委員会 事業計画

副理事長
長谷川 晃一
常任理事
後藤 寛典
委員長
奥山 竜士

【委員会主旨】

東京一極集中や少子化により地方の人口減少が危惧される中、教育や雇用を求め首都圏に流出する若者が増加する一方、やまがたには自然や歴史ある観光資源、地域コミュニティの魅力が沢山眠っています。地域社会の中で得られる豊かな経験は子ども達の人生の選択に大きな影響を及ぼすものであり、私たちは地域の担い手である子ども達が故郷の未来に夢を描き、愛郷心の溢れる心豊かな人材へと成長できる機会を創出する必要があります。

まずは、山形青年会議所が周辺地域と広域的な連携を強固なものとするために、地域間の相互理解と組織連携を深める4LOM合同例会を行い、多くの市民に求められる未来のリーダーを醸成します。そして、子ども達が住み暮らす故郷の課題に対して積極的に挑戦する心の成長を図るために、地域の課題や魅力を親子で再発見できる公開例会を行い、やまがたの未来を考えることのできる想像力豊かな人材を育成します。また、子ども達が地域独自の魅力に対してさらに見識を深めるために、同世代の仲間とともに地域の風土を五感で感じ取ることができる次世代育成事業を行い、社会性や協調性を兼ね備えた子ども達の生きる力を育みます。さらに、地域に住まう子ども達が国際社会の一員として取り組むべき問題を身近なものとするために、UN SDGsの認知向上につながる活動を行い、持続可能で多様性と包摂性のある社会実現に対する運動意識を高めます。そして、やまがたの文化的な発展と健やかな子ども達の育成のために、キッツビューエルクラブと山形リトルリーグへの積極的な支援活動を行い、より多角的な目線で地域を見つめる力を養います。

市民一人ひとりが現状を悲観せず子ども達の輝かしい未来を思い描き、地域社会や国際社会が抱える問題に対する当事者意識をもつ多くの市民が、温かい精神の溢れる豊かな地域社会の構築の原動力となり「魅力溢れるやまがたを醸成する人材の育成」を実現します。